福岡市の不動産売却なら株式会社九州地域研究社 | 任意売却

毎月の住宅ローンが苦しくなってきて滞納が続くと、債権者である金融機関が債務者に対して住宅ローンを一括返済するように求めてきます。残債を一括返済できない場合、担保となっている不動産を強制的に売却し、債務を回収しようとするのが競売です。競売では、所有者の意思が入る余地はなく、裁判所主導で進められてしまいます。これに対して、売却しても住宅ローンが残ってしまうような物件を、金融機関との合意をもとに市場で売却するのが任意売却です。任意売却は、市場で売却するため、競売よりも高く売れる可能性があるなど、様々なメリットがある売却方法です。

任意売却は、債務者との協議の上、売却を進めるもので、通常の不動産売却との違いはありません。市場での売却を進めるため、市場価格に近い価格で売却でき、ローンの残債を大きく減らすことができる可能性があります。これに対して競売は裁判所主導で手続きが進められるため、所有者の意思を反映することはできず、一般的には市場価格の7割程度の金額で売却されてしまい、ローンの残債も多く残ってしまいます。

財産分与の請求は、離婚が成立してから2年という期限があり、この期限を過ぎてしまうと請求できなくなってしまうので、ご注意ください。なお、離婚成立時に財産分与について取り決めていなかった場合でも、2年以内であれば請求可能です。

連帯保証人として住宅を購入した場合は離婚成立後も、保証債務が続くことを知っておきましょう。たとえば、住宅ローンの名義が夫、連帯保証人が妻の場合、元夫の支払いが滞ると、連帯保証人である元妻が返済しなければならなくなります。連帯保証人の立場のままで離婚をすることは、将来的に大きなリスクとなりますので、ローン滞納になりそうな状態であれば、任意売却によって債務を整理することをおすすめいたします。

任意売却は債権者である金融機関との協議も多く、何かと時間のかかる取引ですので、離婚による財産分与などで、売却を急がれているお客様には、気になることが多いかもしれません。当社では、経験豊富な代表が、基本的に即日対応しております。また、気になる販売状況は、できるだけ細かく迅速にご報告するようにしております。当社では、お客様に寄り添って、サポートいたします。また、秘密厳守で承りますので、安心してご相談ください。