基礎情報や売却成功のコツまでご紹介いたします
多くの人が「はじめて」の不動産売却です
不動産売却には、大きく分けて「仲介売却」と「不動産買取」という2つの方法がありますが、もっとも異なる点は、物件を売却する相手です。仲介売却が一般の買い主に物件を売却するのに対し、不動産買取では不動産会社に物件を売却いたします。また、不動産売却では、売却によって代金を得られるだけではなく、仲介手数料や登記費用など様々なお金が必要となります。売却後に問われることもある「契約不適合責任」についても確認しておきましょう。
不動産売却にかかる諸費用について
売却には費用がかかります
不動産売却では、売却によって代金を得られるだけではなく、仲介手数料や登記費用など様々なお金が必要になります。売却代金によっては100万円以上という高額な費用がかかる場合もありますので、あらかじめ心積もりしておくことも重要です。こちらでは、売却時にかかる主な費用について、ご説明いたします。
売却者が負うべき責任
契約不適合責任とは
契約不適合責任とは、戸建てやマンション、アパートなどを売却する場合に、売り主が買い主に対して負う責任のことです。2020年4月の民法改正以前には「瑕疵担保(かしたんぽ)責任」と呼ばれていました。これにより、売り主から引き渡された不動産の数量や品質に、契約内容と一致していない点がある場合、買い主は本来の契約に適合した状態の物件を引き渡すよう請求することができます。
不動産の場合、特に問題になるのが品質で、たとえば、家の場合なら、屋根や天井からの雨漏りやシロアリの被害、基礎や躯体の腐食など、土地の場合なら地中に埋まっている不要な埋設物などがこれに相当します。売却後に契約不適合責任を問われることのないよう、不動産売買契約書にしっかりと物件の状態を記載しておくことが大切です。